「Lazio」

Cesanese del Piglio  (チェザネーゼ・デル・ピーリオ )

2008年 DOCGに昇格した。<Piglio>とも表記される。
産地は、ローマの東 ピッリオ,アナーニ,パリアーノ周辺のプレネステイーナ丘陵。 土着品種・チェサネーゼ・アッフィーレ種あるいはチェサネーゼ・コムーネ種で造る<赤>。
中世初期の修道院で造り始められ、度重なる異教徒・異民族による被害に耐えて伝えられた歴史ある銘酒。 タイプには辛口のセッコ、中甘口のアマービレ、甘口のドルチェ、弱発泡性のフリッザンテ、発泡性のスプマンテがある。しかし,本命は辛口。ガーネットのかかったルビー色、繊細な香りを持ち、タンニンの風味がある。2~6年が良い。半甘口や甘口も悪くない。

  • 生産量:50万本
  • 主生産者:Berucci(ベルッチ)、Cacele della Loroa(カザーレ・デッラ・イオリア)
    Terenzi(テレンツィ)

 

Circeo (チルチェオ)

Circeo
産地は、州南東のサバウディア、テッラチーナ、チェルチオ半島を取り囲む地域。<赤・白・ロゼ>がある。
<白>はトレッピアーノ・トスカーナ種にマルヴァージア種を加えた辛口。濃い麦藁色で、香り風味共に豊か。
<赤・ロゼ>は、メルロー主体。サンジョヴェーゼ単体の赤もある。
赤白共に若飲みタイプ。ノヴェッロ(新酒)も認められている。

  • 生産量:70万本
  • 主生産者:Sant'Andrea(サンタンドレア)
    Villa Gianna(ヴィッラ・ジャンナ)

 

その他のDOC

 Aleatico di Gradoli (アレアーティコ・ディ・グラドーリ)
ボルセーナ湖の西方の丘陵で、古代品種・アレアーティコ種から造られる芳香のある甘口赤のデザートワイン。生産量は少ない。
 Aprilia (アプリーリア)
ラティーナ県アプリーリアを中心に造られる。赤ワインはメルロー、サンジョヴェーゼ、白ワインはトレツビアーノがある。
 Atina (アティーナ)
フロジノーネ県アティーナを中心に造られる。カベルネ・ソーヴィニヨン50%にシラー、メルロー、カベルネ・フランを加える。
 Castelli Romani (カステッロ・ロマーニ)
この名称は、ローマ近郊のワインを総括して言うこともあるが、このDOCは狭義のローマ南東の火山性土壌の丘陵で作られる赤、ロゼ、白。難の少ない飲み易い若飲みタイプ。
 Cerveteri (チェルヴェテーリ)
ローマ県チェルヴェテーリを中心に造られる。トレッピアーノ種主体の白、サンジョヴェ-ゼ、モンテプルチャーノ種主体の赤がある。フリッツアンテ、ノヴェツロもDOCに認められている。
 Cesanese di Affile (チェザネーゼ・ディ・アッフィレ)
フロジノーネ県アッフィレ中心に造られる赤ワイン。チェザネーゼ・ディ・アッフィレ種主体で辛口、中甘口、甘口まである。スプマンテも認められている。
 Olevano Romano (オレプァーノ・ロマーノ)
オレヴァーノ・ロマーノ周辺地帯。チェザネーゼ種主体の赤。辛口から甘口までがある。またフリッツアンテ、スプマンテも認められている。
 Colli Etruschi Viterbesi (コッリ・エトゥルスキ・ヴィテルページ)
ヴィテルポ周辺の丘陵地帯。赤・白・ロゼ。プロカニコ、グレケツト、ロツセット、モスカテッロ、サンジョヴェ-ゼ・ロザート、ヴィオローネ、カナイオーロ、メルローなどの多品種の多様なワイン。
 Colli della Sabina (コッリ・デッラ・サビーナ)
りェ-ティ県のサビーナ丘陵で造られる。赤・ロゼ・白、スプマンテがある。白はトレツビアーノ、マルヴァジア種主体、赤、ロゼはサンジョヴェ-せ モンテブルチヤーノ種主体。
 Colli Lanuvini (コッリ・ラヌヴィーニ)
ローマ県ラヌーヴィオを中心に造られる白。マルヴァジア、トレツビアーノ種主体で辛口、中甘口がある。
 Cori (コーリ)
ラティーナ県コーリとチステルナで造られる。マルヴァジア種主体の白は辛口から甘口まで。モンテルプチヤーノ種主体の赤がある。
 Genazzano (ジェナッツアーノ)
ローマ県ジェナッツアーノを中心に造られる。マルヴァジア種主体の白、サンジョヴェ-ゼ種主体の赤がある。両方ともノヴェツロ(新酒)も認められている。
 Montecompatri-Colonna(モンテコンパトリ・コロンナ)
ローマ県モンテコンパトリを中心に造られるマルヴァジアとトレッピアーノ種主体の白。辛口が主だが、甘口もある。ラベルにはモンテコンパトリ及びコロンナ単体の街名を使うものもある。
 Tarquinia(タルクィーニア)
ローマの北西、エトルリア人の町・タルクィーニアを中心とする広大な地域で造られる若飲みタイプの赤・ロゼ・白。赤とロゼはサンジョヴェーゼ主体。白はトレッピアーノ・トスカーノとマルヴァージア。
 Velletri (ヴェッレトリ)
ローマ県ヴェッレトリを中心に造られる。白はマルヴァジア種主体、赤はサンジョヴェ-ゼ、モンテルプチャーノ種で、白中心のローマ丘陵の中では唯一の赤ワイン。
 Vignanello (ヴィニャネッロ)
ローマ北方、ヴィテルポ県のヴィニャネッロ中心に造られる。白はトレツビアーノ種主体、赤とロゼはサンジョヴェ-ゼ種主体。その他の白、グレーコの地方品種で造る辛口白もある。
 Zagarolo (ザガローロ)
フロジノーネ県ザガローロとガッリアーノで造られるマルヴァジア種主体の白。辛口と中甘口がある。

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