「Piemonte」
バルベーラ産地Map

ピエモンテの赤ワインの約半分は、この<バルベーラ種>で造られていると言われ、古くから北イタリアの人々に愛されてきたワインである。

バルベーラ種は、モンフェラートに始まる品種と言われているが、古い資料が残っていない。
もともとサヴォイア家の領内で甘口ワイン用に栽培され、当時ミラノを支配していたオーストリア人に売られていたと言う。

濃いルビー色で、特徴的なスミレの香りを含み、酸のはっきりした個性のある味わいで、近年、オークの小樽を使う傾向にあって、長期熟成の可能性秘めた洗練さを見せている。

地図に示す3つの地域があるが、以下に示すように2つが、2008年DOCGに昇格が認めらた。

 

Barbera d'Asti  (バルベーラ・ダスティ)

2008年、DOCGに昇格した。アスティからアレッサンドリア県に掛けての地域。生き生きとしたフルーティーさが特徴で、大部分は若飲みタイプ。中には、豊かな構成の長熟のものもあるが、何せ、広大な地域で大量に生産されるから、ワインのスタイルは多様である。

  • 生産量:3,060万本
  • Key Vintages:1985,86,88,89,90,93,95,96,97,98,99,2000,01,02
  • 主生産者:Michele Chiarlo(ミケーレ・キアルロ)、Bertelli(ベルッテリ)、Braida(ブライダ)、Prunotto(ブルノット)、Bave(バヴァ)

 

Barbera d'Alba (バルベーラ・タルバ)

産地は、アルバを中心とするランゲ地方。バローロ、バルバレスコを造る地域でもあるので、バルベーラ種主体に、ネッピーロ種を加える事も認められている。オークの小樽で熟成される傾向があり、比較的に、ボディーのしっかりした長命のものが造られる。
バローロやバルバレスコの影に隠されがちだが、注目に値する。

  • 生産量:1,000万本
  • Key Vintages:1997,98,99,2000,01
  • 主生産者:Roberto Voerzio(ロベルト・ヴォエルツィオ)、Gaja(ガイヤ)、Ceretto(チエレット)、Pio Cesare(ピオ・チェーザレ)

Barbera del Monferrato  (バルベーラ・モンフェラート)

モンフェラート丘陵地帯。バルベーラ種にフレイザ、グリニョーリ、ドルチェット種を15%まで加えることが認められているので、他のものより飲み易い、軽いものが作られる。4年以内が飲み頃の若飲みタイプが多い。

このSuperiore(スペリオーレ)のみ、2008年DOCGに昇格した。表記は、
Barbera del Monferrato Superiore

  • 生産量:1,160万本
  • Key Vintages:1998,99,2000,01
  • 主生産者:Colonna(コロンナ)、Angelino(アンジェリーノ)、Accornero(アッコルネーロ)

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